事例1 - 「紙粉がクリーンルームで出て困っており、ダンボールに代わる資材はないか?」

ある精密機械部品製造工場様の例です。 パソコン部品製造のため、クリーンルームを整備されています。問題は、紙の段ボールから出る紙粉でした。埃が出るため、クリーンルーム内に段ボールが入れられないとのことなのです。

わたしたちは、お客様のクリーンルームで、どのような製品が、どのように運ばれるのかという作業工程をお伺いしました。すると「埃が出にく」くて、なおかつ「エアーコンプレッサーで埃を飛ばす工程」にも向く丈夫な運搬ケースが必要だということがわかったのです。

そこで、わたしたちは、埃の出ないプラスチック段ボールでケースをつくり、なおかつ、箱の底を大きく開けて通気性を良くすることにしました。この箱の底の工夫により、エアーコンプレッサーで吹き飛ばされた埃が、ケースの底から排気される仕組みをお作りしました。

事例1から

クリーンルームをもたれる製造工場が増えています。埃が製品に付着しにくくするためには、プラスチック段ボールケースのご利用をお勧めします。

事例2 - 「再利用できる梱包資材に代えてコストを抑えたいけど、どうしたらいい?」

あるプラスチック加工成型工場様の例です。通函として、これまで紙段ボールをつかっておられました。 しかし、紙段ボールは一回きりの利用のため、利用後の処分にお金と手間がかかっていました。そこで通函を、何度も再利用できるプラスチック段ボールに切り替えられました。

結果、紙段ボールの処分にかかる費用も削減できましたし、その上、新たに紙段ボールを購入しつづける費用も削減できました。もちろん、処分と発注の手間も削減されたことはいうまでもありません。

事例2から

紙段ボールから再利用可能なプラスチック段ボールにすることにより、トータルな面でコスト削減が実現します。